【屋根塗装】メンテナンスフリーで楽々雨漏り対策!

普段見ることができないお家の屋根、痛んでいる箇所をほおっておくと、雨漏りの原因やお家耐久性に問題が生じてしまいます。

そこで今回は、屋根によるトラブル回避において大切なメンテナンスが、とっても楽になる方法をお伝えします。


「カバー工法」をするだけで楽ちん手入れ


一般的にトラブルやメンテナンスによって、屋根を工事する場合は「塗装」や「葺き替え」や「デザイン変更」をイメージされる方がほとんどだと思います。

しかし、住んでいる地域や経年劣化具合によって、痛みが進んでいる屋根や、既に屋根内部まで雨水が侵入している場合は、塗装だけでは解決困難な場合がほとんどです。

また、屋根の葺き替えを行う場合、金額的に大きくなってしまう傾向があります。

なるべく価格を抑えて、しかもメンテナンスフリーで、「楽でお得な屋根」がいい。という方に是非オススメなのが、「カバー工法」という技術です。

そこで今回は、カバー工法のメリットとはどういったものなのか、特徴や注意点をお伝えさせて頂きます。

カバー工法ってどんなもの?


カンタンにご説明するとカバー工法とは、既に今ある古い屋根の上に防水保護シートを貼りつけ、さらにその上から新しい屋根を覆う方法のことを言います。

築年数が経過したお家、すでに複数回の屋根装行っているお家、診断時に破損があった場合の屋根にとてもおすすめの工法です。

屋根材には主に「ガルバリウム鋼板」が用いられております。ガルバリウム鋼板はサビにも強く、雨や紫外線で傷みやすい屋根を守ってくれます。


カバー工法はメリットが沢山!

技術と叡知の結晶!屋根が生まれ変わる


使用する塗料や地域によって差はありますが、一般的に外壁塗装は8~15年で塗り直しが必要になります。

またカラーベストと言われる防水シートだと、約20~25年と言われておりますが、階層が少ないため台風などによる外的要因により変動が生じます。

場合によっては、せっかく外壁塗装したのでに、すぐに雨漏りが発生、というケースもあります。


それに比べてカバー工法の場合、今ある屋根の上から、さらに新しい防水シートで屋根を覆います。
そして、その上からさらに新しい屋根材を覆いかぶせますので、耐久性や雨漏り対策をより強固なものにすることができます。

ここまですれば、これまでのデータや日本の気候から考えて、今後屋根からの雨漏れを心配する必要がなくなります。


メンテナンスフリーは良いけど費用は。。


カバー工法は金銭的/時間的コストどちらで見ても費用対効果バツグンです。
まず、カバー工法は今ある屋根を取り除く必要がないため、張り替えと違い撤去費用が削減できます。
下処理が必要なく、リフォームとして考えると準備がほぼ必要ありません。

カバー工法で使用する屋根材には、主にガルバリウム鋼板、ジンカリウム鋼板などが使用されます。

特にガルバリウム鋼板は人気の屋根材かつ、比較的安価で施工できるため
リフォーム費用をとても抑えることができます。

築年数が既に長い場合や、屋根塗装だけでは対応しきれない建物、痛みがひどい屋根のリフォームにピッタリ工法です。


具体的にどれくらいお得なのか


まず外壁塗装の約10~15年ほどで塗り替えが必要になるタイミングになりますが、カバー工法で施工すると30年以上の耐久とメンテナンスフリーとなります。

結果的には、いずれ築年数が経てばたつほど塗装だけではメンテナンスが足りなかったり、屋根そのものの張替えリフォームが必要になります。
なので、それを考えると最終的にはカバー工法に行き着くことが大多数であり、長持ちするカバー工法になるべく早い段階で切り替えるのがオススメです。


参考までにトータルコストのサンプルを記載させていただきます。
※屋根塗装のみ

○すぐにカバー工法した場合
・耐久:30年に1回の頻度で施工
・費用:約90〜150万円

○屋根塗装を1回挟み、次回施工でカバー工法した場合
・耐久:約10年後にまた一度施工が必要
※ダメージによっては雨漏りの心配がつきまとう
・費用:約120〜180万円

○屋根塗装を2回挟み、次回施工でカバー工法した場合
・耐久:約10年刻みで2回施工が必要
※ダメージによっては雨漏りの心配がつきまとう
・費用:約150〜210万円


他にもうれしい機能が!


屋根を重ねているカバー工法は、”断熱性””遮音性”にも効果を発揮します。
階層の物理的な面で、太陽熱の遮断や雨音なども抑えてくれる効果がありますし、使う塗料などによって遮熱や防腐などさらに効果を上げることが出来ます。

注意点も



前提として、今既に屋根から雨漏りが発生している場合は、施工が出来きないもしくはオススメしません。
せっかく階層を重ねて強固な強度を手に入れるわけですから、土台となる今の屋根が雨漏りなどで腐っていてはベストな状態とは言えません。

もちろん、現場調査の段階で現状の屋根の状態はしっかりと調査させていただきますのでご安心下さい。

屋根の天敵に対策できる



日本は地理的要因で、どうしても「台風」が多い地域です。
そして、台風は屋根の一番の天敵といっても過言ではありません。

台風で屋根が破損してしまうと、カバー工法をしていない通常の屋根では雨漏りを防げず、雨漏り被害を避けられません。
最悪のケースでは、家の深層内部まで水が入ってしまい全体リフォームで莫大な費用がかかる場合もあります。。

また、基本的に台風は同地域に同じような被害を与えるため、一時的に業者の供給が足りなくなり、しばらくブルーシートなどの心もとないもので応急処置しなくてはならないケースもあります。
カバー工法にすることで、通常の屋根では防ぐことが出来なかった被害を未然に防ぐことが出来ます。



まとめ



屋根は建物のなかでも、特にダメージが蓄積しやすい部分であり、普段目にする機会が少ない箇所です。
塗装の剥がれや破損などにより、屋根においては25年程度のタイミングで大掛かりな工事が必要となります。
工数やリスクや費用面からみても、気づいた段階でカバー工法を実装することで大きなメリットが手に入ります。

まずは、現状のお家の屋根の状態や、雨漏りの危険性があるのかをプロに診てもらいませんか?
ショウカでは外壁、屋根、リフォームそれぞれに専門のプロが在籍し、様々な角度による知見から診断を行います。
もちろん、屋根に関わらずお家のどんな些細なお悩みでも構いませんので、お気軽にご相談ください♪